ゼロから始める株式バリュー投資術

バリュー投資のノウハウメディア

企業の純利益が異常になる4つの原因と本来の数値に修正する方法

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バリュー投資では、純利益の値が企業の実力と異なっていると、誤った投資判断を下してしまう可能性があります。

純利益が異常だと、バリュー投資の三大原則であるPERの値も異常になってしまうからです。

PERが低かったとしても、純利益が異常だったために、実は割安ではなかった。そして実は割高な水準で買ってしまった。そんなことになりかねません。

そして、純利益の異常は会社四季報の業績欄を見ているだけでは気づくことはできません。財務諸表の、特に損益計算書を分析する必要があります。

損益計算書を読み、純利益の異常に気づける力をつければ、見せかけの業績やPERに騙されない投資判断が下せるようになります。

 

この記事では、純利益に異常を及ぼす損益計算書の4つの項目をご紹介し、本来の純利益を計算する方法を解説します。

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バリュー投資で成功するための三大原則は業績・PER・チャートに在り

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バリュー投資で成功するためには、どんな場合であっても必ず守らなければならない三大原則があります。

バリュー投資の3つの基本と言ってもいいでしょう。

それは次の3つです。

  1. 業績が良い
  2. PERが低い
  3. チャートの形が良い

この3つの条件を全て満たす株は、株価が確率的に下がりにくく、上がりやすいです。

この原則を忠実に守って投資していくことで、利益を着実に積み上げていくことができます。

この記事では、この三大原則について詳しくお話します。

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株を始めるのに資金はいくら必要か?

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投資を始めるためには資金が必要です。

株式投資を始める前の人によく訊かれるのが、

 

株っていくらあったら始められるの?

 

という問い。

確かに株をやっていない人からすれば、株がいくらぐらいで取引できるのかわからないために、必要な資金がよくわからないかもしれません。

 

そこで今回は、株を始めるために必要な資金の目安とその根拠をご紹介します。

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2022年に1ドル65円!?「覚醒する大円高」に学ぶ相場との付き合い方

黄金の相場予測2016 覚醒する大円高

相場の分析の手法にはファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。

覚醒する大円高には徹底的な、そして独特のテクニカル分析により、何がいついくらになるのかという相場予測の方法が記されています。

この記事ではその「覚醒する大円高」の概要と感想をお話しします。

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【とりあえず全部開けよう】各証券会社の特徴とお得な使い方まとめ

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株式投資を始めるためには、まず証券会社の口座を開設する必要があります。証券会社はそれぞれ様々な独自のサービスを持っているため、「これが一番いい!」という最強の証券会社はありません。特に、ツールやアプリの使いやすさには個人差があります。

一方で、証券会社の口座開設はどこも無料です。つまり、開設しておいて損はないと言えます。

そこで、証券会社の強みをそれぞれ知った上で口座開設し、美味しいところだけを使う、という方法がベストです。

今回は僕が口座開設をした、株式投資をする上で必要なこと毎に強い証券会社を紹介し、それぞれどんな使い方をしているのかをご紹介します。

全部開設して証券会社の美味しいとこ取りをしましょう!

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NISAとは?メリット・デメリット・上手な使い方とおすすめの証券会社

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NISA(ニーサ)とは「少額投資非課税制度」のことです。

その名の通り、毎年決まった投資枠内で、株や投資信託の配当金と値上がり益が非課税になる制度です。

この記事ではそもそもNISAとは何か?から始まり、メリット・デメリットを解説します。

そして、NISAを始める前に知っておきたいNISAの裏側と上手な使い方までまとめてご紹介します。

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【東芝ショック】今東芝に何が?ニュースで教えてくれない実態に迫る

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東芝の株価下落が止まらない。

2015年の不適切会計を皮切りに、原子力事業の7,125億円の損失計上、債務超過、半導体事業の売却懸念とニュースが連日報道されています。情報が出れば出るほど先行き不透明感が増しています。

2017年2月14日は東芝ショックの日になり、東京株の終値は220円安になりました。

創業140年を超える優良企業の未曾有の危機。

ヤバいのは誰でも分かる。しかしその内容や実体を正しく理解できている人がどれだけいるでしょうか?

もしかしたら世論に煽られているだけかもしれません。

こういう時こそ、事実だけを捉える冷静さを持っていたいものですね。

 

今回は、今話題の渦中にいる東芝の定性分析とファンダメンタルズ分析から実体を考察してみます。

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